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本棚の選び方

本棚と本の収納

雑誌の収納に困っているという人、多いのではないでしょうか。不要になった本はリサイクルに回したり処分したりしても、 お気に入りの本は大切に保管しておきたいものですよね。

そして本の収納にかかせない本棚は、長く使うものだけに、 収納力はもちろん、機能性、耐久性、デザインにまでこだわって選びたいものです。最近は、たっぷり収納できるスライド式や、棚板を動かすと高さや幅が変えられる本棚、 部屋の広さや間取りに合わせて組み立てられるタイプが人気で、以前に比べると、種類豊富です。

本棚の選び方

本棚は、収納力と機能性、耐久性を考えあわせて選びましょう。

機能性
・部屋の広さや間取りと、使用目的に合わせて、本棚が機能的に使えるようサイズやレイアウトを考えましょう。

収納力
・収納する本の量や種類、大きさから、本棚の幅や奥行き、高さなどを決めましょう。
・今後増えていく本の量も考慮に入れて、少し大きめのものや 棚の位置が調整できるものを選ぶとよいでしょう。

耐久性
・棚板の材質や厚さ、対応できる重さ、棚を支えるネジの強度を確認しましょう。
・組み立て式の場合は、組み立ては簡単か、強度はあるか等チェックしましょう。
・本の保管を重視する人は、保湿やホコリよけの為に扉やガラス戸付きを選ぶと良いでしょう。

本棚の種類

スライド書棚
スライド棚付きの特長はたっぷり収納できること。奥に収納した本も取り出しやすいので機能的です。
狭いスペースも有効に活用して効率よく収納できます。

オープンタイプ
背板や扉がないタイプだと、圧迫感がなく部屋の間仕切りとしても使えます。
前面からも背面からも、本を取り出す事ができ、使い勝手が良いです。

ディスプレイラック
手前の扉の部分に、本やCDなどを飾ることができるので見せる収納も楽しめます。
その分、奥は隠す収納ができるという合わせ技を持っています。

ウォールラック
スリムな壁面収納としても、部屋の間仕切りとしても使えます。
本や雑誌をディスプレイして、見せる収納を楽しむ事もできます。

文庫本ラック
文庫サイズにあわせて奥行きが薄いので、空間を有効に利用でき狭いスペースでも使えます。
CD、DVD、ビデオなどの収納にも便利です。

オリジナル&オーダーメイド
市販の本棚ではサイズや機能性が合わない場合は、自分で作ったり、オーダーメイドする方法もあります。
簡単なものでは、基本ユニットにパーツを組み合わせて作るセミオーダーがおすすめです。

地震への備え

本棚は非常に重量がありますので、地震への対策も大切です。本棚自体の転倒防止には、転倒防止金具、突っ張り棒、耐震マット、 本や棚の飛び出し防止には、ストッパーや扉の開放防止用品などを利用するとよいでしょう。 ガラス扉の場合は、飛散防止フィルムを貼っておけば安全です。

その他のチェックポイント

直射日光の当たるところに本棚を置くと、本が痛むだけでなく本棚自体も痛んでしまいます。やむを得ず置く場合は、扉付きの本棚を選んだり、カーテンや布で光を遮るとよいでしょう。
本は湿気を含むとカビが生えやすくなるので、本棚は風通しのよいところに置きましょう。
本の上や周りにたまるホコリは、定期的に掃除機で吸い取り清潔にしましょう。
辞典など重い本を収納する場合は、床材がしっかりした場所に置くようにしましょう。

本棚のリサイクル

大きな本棚を捨てる場合は、粗大ゴミとして有料で収集される事がほとんどですが、 状態の良いものは、リフォームすることもできます。 少し手を加えて使える状態なら、リサイクルショップで買い取ってもらったり、 地域のリサイクルセンター等で引き取ってもらうと良いでしょう。

(以上:ゆきこ)