最近の傾向

マイバッグは、レジ袋の代わりとなるもの。資源を守る手軽な方法として運動として広がっています。

ショッピングバッグを持参してレジ袋を受け取らないマイバッグ運動。石油が原料のレジ袋を家庭ゴミにしないことは、無理なく始められる環境保護活動として、ゆっくりですが全国的に広がっています。2007年４月には改正容器包装リサイクル法の施行により、、小売業者にレジ袋などの削減が義務付けられ、スーパーやコンビニのレジ袋のあり方は今後さらに問題になるでしょう。すでにレジ袋の有料化に動き出した自治体や、独自にマイバッグ運動を進める企業も登場しており、地域や企業はもちろん、買い物をする私たちもレジ袋に対する意識を積極的に変えていかなければならない時期にあるようです。

マイバッグのすすめ

最近はオリジナルのショッピングバッグを販売するスーパーも増えましたが、、本来マイバッグ運動に特別なバックは必要ありません。レジ袋の再使用、ふろしき、買い物カゴ、何でもOKです。でも仕事や遊びの帰りに買い物をすることも多いですよね。そんな時、見た目もおしゃれで小さく折りたたんで携帯できるマイバッグを別に持っていると便利です。「なんとなくオシャレじゃない」「格好悪い」というイメージもあったマイバッグですが、最近はデザインや色も本当に豊富。またペットボトルや衣類をリサイクルした繊維で作られた文字通り「エコバック」や、レジかごに直接入れて使う「レジバッグ」など、環境に配慮した商品やアイデア商品も見られます。さらには「環境に配慮しています」というイメージアップにつながるとして、様々なメーカー（ブランド）や団体でもマイバッグ・エコバックが作られています（これは無料配布の場合も少なくない）。お気に入りのバックを見つけて、楽しく気軽にマイバッグ運動に参加してみましょう。

使いやすいマイバッグとは

デザインや色もポイントですが、毎日のように使うマイバッグは何と言っても実用的であることが大切です。野菜、缶詰、牛乳パックなど、特に食材は重たくてかさばるものが多いもの。せっかく手に入れたマイバッグが新たなゴミになってしまわないように、以下の点に注意して選んでみてはいかがでしょうか。

■小さく折りたためる（かばんに入れて携帯できる）
■軽くて丈夫
■汚れにくい（汚れが落ちやすい）
■肩にかけられる（肩ひもの幅があって痛くない）
■マチがたっぷりあって開け口が広い（たくさん入る、入れやすい）

※モノガイドでは、マイバッグ運動に使うバックの中で特にエコの視点から作られたバックを「エコバック」と表記しています。

（以上：ササマユウコ）