ゴミ箱の種類

ダストボックス（ゴミ箱）といっても、ゴミを廃棄する用具としてだけではなく、いまやインテリアの一部として、部屋の間取りやイメージとマッチするものを選ぶ人が増えています。しかし、本来の目的は、あくまでもゴミの廃棄・保管場所。ゴミの種類によってゴミ箱も選びたいものです。 ダストボックスは、大きく分けて２種類。生ゴミや缶など、分別するゴミがあり、その上、ゴミが頻繁に出るキッチン用と、廃棄するゴミが主に紙などで、その量も台所に比べると少ないキッチン以外の部屋用に分かれます。

キッチン用は機能的で衛生的なものを

キッチンから出るゴミといえば、生ゴミをはじめ缶やビンなど、分別が必要なゴミがでるのが特徴。そこで、キッチン用ダストボックスは、

　　①分別可能なもの。
　　②分別できる箱の数が、自分が出すゴミの種類の数とあっているもの。
　　③手入れが簡単な材質、構造で、いつも衛生的に使えるもの。
　　④蓋付など臭い防止の工夫が施されているもの。

を選びましょう。ちなみにキッチン用のダストボックスは、ペダル式で、蓋の開閉が簡単にできるものが主流となっています。また、最近では、キャスター付きのものも見かけるようになりました。調理をする際に手元に引き寄せて使えるので便利です。

キッチン以外の部屋用はインテリア感覚で

家具を選ぶように選びたいのが、キッチン以外で使用するダストボックス。紙ゴミを捨てる場合がほとんどなので、色やデザインにこだわって選ぶ方も多いのではないでしょうか？そのせいか、最近では、高価なブランドのダストボックスも見かけられるようになり、そのデザイン性重視のニーズを裏付けるものとなっています。

とはいうものの、「たかがゴミ箱。されどゴミ箱。」あくまでもゴミ箱としての本来の機能を見失わないことが大切です。そこで、キッチン専用以外のダストボックスの選び方としては、次のポイントがあげられます。

　　 ① 部屋のイメージにあった、デザイン性に優れたもの
　　 ② 出すゴミの量とあったサイズのもの
　　 ③ 衛生的に使用できるもの

この他、最近では、シュレッダーと一体化したタイプのものなども見られ、書類やレシートなどプライバシー保護を重視したい方にはおすすめです。

（以上：こにし）