大切な書類の長期保存に最適
東京修復保存センター (TRCC)
スマートファイルボックス

フタ付きの紙製書類保管BOXで、空気中の酸や湿気をブロックし、ササの葉の効果で箱と中の書類が長持ちします。洋紙、新聞、写真など紙全般の他、布や革製品などの劣化防止にも効果を発揮します。ササグリーンのボックスの外側の色は自然なササの葉の色で、薬の製造のために使ったササの葉の残りカスを利用しています。フタ付きなので書類の日焼けとホコリも防ぎます。A4用の他、めずらしい大きめサイズのA3用もあります。

箱はたいへん軽く、箱の内側だけでなく箱の外側も保存性能に優れているので、長持ちします。ボックスは撥水性もあるので、水濡れの際にも効果を発揮します。ボックス内の酸の測定結果からも、書類の劣化防止効果が期待できます。写真の新聞と紙は、それぞれボックスに入れたもの（右）と入れないもの（左）を、半年間窓辺に置いた結果の比較です。窓辺の紫外線から書類を守るのは、「箱」の持つ機能のひとつ、シェルター機能です。 (by メーカー）

ササグリーンのボックスは実験結果から、書類の劣化防止効果（通常の倍以上の長寿命化）が期待できると思われますが、2012年発売の新商品のため、長期にわたる比較実証データはありません。ボックスは組み立て式です。 (by メーカー）

ボックスに入れた場合と入れない場合の新聞と紙を半年間窓辺に置いた場合の色変化は酸による劣化防止効果というより紫外線からの影響と思われます。他の容器でも、例えば茶段ボールやキャビネット内など、紫外線が入り込まない状態にすれば紫外線による紙の黄変化を防ぐことができます。(編集部注：確かにこの商品ならではの特長がわかる方が良いので、今度窓辺でない場所で比較した結果の画像が入手できましたら差し替えたいと思います。)

内側は食品容器にも使われる安全な紙で不純物を含まず、水や汚れを寄せ付けにくい素材を使用しています。フタを時々（例えば週1度）、開け閉めしても通常フタを閉じた状態で保管していれば効果にほとんど影響はありません。ボックスの内側と同素材の個別フォルダと取り扱いの便利なL字封筒（封筒ではなく、クリアフォルダのような形状のもの）があるので、組み合わせて使うと効果的です。他に保存性能はササより若干落ちますが、食用色素を製造する際の残りカスの紅花の花びらを利用したピンクのBOX（ベニバナピンク）もあります。

[東京修復保存センター] スマートファイリング・ラボ
スマートファイルボックスを扱う、ウェブショップです。スマートファイルボックスは1個から注文可能。送料はA4サイズ1個で都内の場合は525円です。

東京修復保存センター
東京修復保存センターは古文書などの復元を得意とする会社です。大学や図書館などに保存ボックスを長年納品してきた実績を持ちます。